
スポーツは、深く、広く。
時に豪快に、時に繊細に。自在にマシンを操る悦び、爽快感を誰もが堪能できる、XJRのスポーツ性能。しかし、実はXJRの楽しみは、そこだけにとどまらない。
1,250cm3・空冷・並列4気筒エンジン。高張力鋼管パイプのダブルクレードルフレームに、コンベンショナルなツインリアショック。カウルレスの、ネイキッドモデル。日本の、伝統的なモーターサイクルの典型とも呼べるこの構成に、実は「空冷」というXJRならではのこだわりが存在する。
モーターサイクルのエンジンは、単なるパワーユニットではない。車体を、そして何よりもスタイリングを構成する大切な要素のひとつである。そこには、必然的に「美しさ」が求められるのだ。空冷ならではの、整然と、密に並んだ一枚一枚のフィンの美しさ。大排気量・4気筒の量感を主張する、ヘッドカバーの逞しさ。さらに、優美な曲線を描くエキゾーストパイプがここに融合し、この美は完結する。
市街地からワインディングロードへ、さらにロングツーリングへ。走るほどに、マシンがライダーの成長を促し、ライダーの進化がマシンの能力を広げていく。マシンと交わすコミュニケーションが深まるほどに、乗る悦びもいっそう濃密なものとなる。
そして、走り終えたら、改めて眺めて欲しい。悠然と佇む、XJRを。そこには、機能から導き出された必然の美しさが確かに存在するはずだ。
シートを降りた時からはじまる、もうひとつの楽しみ。
それは、何ものにも替え難い、XJRのスポーツ性能のひとつでもある。