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ヤマハ発動機株式会社 日本

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東日本大震災の被災地向け復興和船について

被災地に供給している復興和船の情報です。

東日本大震災の被災地向け復興和船について

ヤマハ発動機では、この度の東日本大震災において甚大な被害を受けた青森、岩手、宮城、福島を中心とする被災地の皆様にいち早く和船が提供できるよう、和船・漁船の増産体制を整えています。

ヤマハ発動機の対応について

 この度の震災により被害を受けた東北地方の太平洋沿岸部は日本を代表するリアス式海岸であり、震災以前は天然の良港と漁場を形成し、ワカメ・コンブ、カキ等の養殖が盛んに行われていました。特に沿岸部は港のすぐ近くが漁場という条件に恵まれているため、漁船よりも小回りが効く和船が好んで使われており、1人あたり3〜4隻を保有していると言う地区も少なくありませんでした。
 先の震災では、こうした和船を中心に青森から福島にかけての4県で合計2万隻強が被害を受けてしまいました。現在、漁業従事者の皆さんは漁港に残された漁和船を共同で使用し、海上での作業を行っています。
 ヤマハでは震災以降、行政、関連団体と連携して、被災地状況の把握に務め、「東北震災対応プロジェクト室」を設置して和船、漁船の必要隻数を調査。その結果、被災地全体では約7000隻の和船が必要であることが判明しました。そこでヤマハでは、こうした和船を待ち望んでいる人に対して、できる限り多くの船が供給できるように準備を進めてきました。

 現在、東北地方に必要な和船の建造が行われているヤマハ天草製造(熊本県上天草市)とヤマキ船舶化工(北海道八雲町)、ワイエム志度(香川県さぬき市)、では、通常のボート・漁船建造ラインに加えて復興和船の生産ラインを追加し、フル生産体制を整えています。また漁船では、東北地方の漁業形態に合わせて開発されたモデルの復刻建造など、これまで培われてきた漁和船の開発・建造技術を活かしてトータルでの増産体制に取り組んでいます。

円滑な提供に向けて

 通常の和船注文では、メーカーの工場から艇体のみが最寄りの販売店まで運送され、そこで現地の漁法に合わせた艤装が施されます。その作業は、イケスやブリッジの設置から船外機のセッティングまで多岐に及び、すべてが整ったところで船主様に引き渡されるのです。
 今回の震災では、拠点となるべき現地の販売店も被災しているケースが多く、さらに現場では数多くの被災船の修繕対応に追われているために、スポーツランドSUGO(宮城県村田町)に「菅生艤装センター」を設立し、現地の漁法に合わせた 艤装のサポートを行っております。
 菅生艤装センターでは、各地域の用途に合わせた艤装を一隻一隻丁寧かつ迅速に、皆様の元にお届けできるよう増員体制を整えて艤装の作業を進めています。

<復興和船の建造工程>

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塗装

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積層

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補強

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離型

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トリミング

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接合

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整形

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検査

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<菅生艤装センター>

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菅生艤装センターで行われている作業の1コマ。現地の仕様に合わせてデッキの艤装などが急ピッチで進められていた

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作業中のJ-21GRのデッキ(左)とイケスとコンソールが付いたW-30DF(右)

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