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日本全国津々浦々で行われている沿岸漁業を漁法別にご紹介します。
夕闇のなかを夜釣りに出港する新船「第二八坂丸」<FG-180M>
釣具店から遊漁船を始め息子さんたちにバトンタッチした竹内正敏さん
父の意志を継いで家業に励む竹内敏幸さん(右)と小林智さん(31歳)
DY-180M-0C 製品情報 ≫
遊漁船では正確なポイントに船を運び、お客さんに最大の釣果を約束しなければならない
お客様とのコミュニケーションを積極的にとる敏幸さん。釣りを楽しませるだけではない日本海丸の魅力がここにある
魚影が濃い新潟県上越市、直江津の海。昭和51年、ここで釣具店をしていた竹内正敏さんは一大決心をしました。 「自分も釣りが好きでプレジャーボートで海に出ていましたが、それならいっそのこと遊漁船をはじめようと思ったんです」 釣具店の経営で培ってきた釣りのノウハウを武器に全力投球で仕事に励んだ結果、徐々に口コミで常連さんが増えていきました。 「春から夏にかけて、昼間はタイやアジが釣れ、夜はヒラメが狙えます。秋からは夜のワラサ、イナダなどがメインになります」 バラエティに富む獲物が人気を呼んで、遠く関東から足を運ぶお客様も出てきました。いまから7年前には従業員も1人雇って2隻体勢を実現。転職は見事に成功しました。 そんな父の活躍ぶりを見て育った長男の敏幸さんは、高校に入る頃から自分は後を継ぐんだという気持ちが芽生えました。 「最初のうちは、オヤジの仕事って簡単そうに見えたんですよね。ただ単に、お客様を乗せて海に出て、時間が来たら帰ってくる、そんな表面的なところしか見えていなかったんです。でも、実際にやってみると、ポイントは自分で研究しながら探し当てなければなりませんし、そのポイントに、風や潮を計算しながらしっかりと船を停船させなければなりません。仕事を覚えるにしたがって、オヤジのすごさが段々と分かるようになりました。まだまだオヤジに怒られることも多ですが、早く一人立ちしたいですね」 最近は客層に変化が現れ、昔は年配の男性が多かったものの、少しずつ若いカップルなども見られるようになりました。 「お客様のバリエーションが増えて、これからの仕事の展望も開けました。家を継いで良かったなって思っています」 仕事の後を継いで間もなくした頃には義兄にあたる小林智さんも仕事を手伝うようになりました。 二代目にバトンタッチした仕事が軌道に乗ったのを契機に、今年の7月、古くなった<八坂丸>を<第二八坂丸/FG-180M>に代替えし、従来の<第二日本海丸/DX-51>の2隻体勢で忙しい日々を送っています。 「とにかく今は兄さんと2人で一生懸命って感じです。オヤジのように、これからも新しい土台をつくってどんどん船を代えながら仕事を伸ばしていきたいですね」と敏幸は意欲を燃やしていました。
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