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ヤマハ発動機株式会社 日本

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テクノロジー

匠の技と先進テクノロジーが融合する、ヤマハボートの技術を紹介します。

まずクルージングボートとしての理想的なパッケージングはどうあるべきか、から開発をスタートしました。

理想的なパッケージングを成立させるためには様々な課題が発生しますが、LUXAIRでは性能、機能、構造、デザインそれぞれについて従来の枠組みにとらわれずに進化させていくことで25フィートFBクルーザーとして新しいパッケージングを完成させています。

基本性能:フライングブリッジでの操船を存分に楽しむために、以下の基本性能を実現させています。

1.低重心化、幅広船型によるクラスを超えた安定性の確保
2.操船することが楽しくなるような、素直で扱いやすい操縦性
3.ゲストもくつろいで航走できるクラスを超えた乗り心地、凌波性

S-CHINE (スカルプチャル-チャイン)



※写真はテストドライバーによる耐久テスト風景です。
※写真はテストドライバーによる耐久テスト風景です。

彫刻刀でえぐった様な形状(SCULPTURAL)であることから、S-CHINEと名づけられたそのチャイン形状は、安定性と素直な操縦性を両立させるために開発されたものです。
ボートの安定性を確保するためには船体の幅を広げる必要があり ますが、ある割合を超えると旋回時の自然なヒール角度が抑制され、気持ちの良い旋回Gが得られなくなります。
S-CHINEは、船体中央付近のチャイン幅を安定性確保のために 幅広に、航走中に水を切るスタンのチャイン部は、前後揚力バランスや自然なヒール角度を得るために削り取った形状を特徴としています。LUXAIRはS-CHINEの採用により、フライングブリッジ艇でありながらも抜群の安定性と、ドライビングの醍醐味が味わえる素直な操縦性を両立させることに成功しています。
また、このS-CHINEはスターンのチャイン部での水切りのよさも併せ持っており、スターンデッキのドライ性向上にも一役買っています。

航走性能と快適性を両立したハルデザイン。

ウエイブ・スラスター・ブレード
ウエイブ・スラスター・ブレード

LUXAIRでは素直な操縦性と快適な乗り心地をコンセプトに開発されたMV-R船型をベースに好評のウエイブ・スラスター・ブレード〈以下、W.T.B.〉を採用しています。W.T.B.によってもたらされる快適な乗り心地はそのままに、

1. 抜群の風流れ性能によるマリーナや港内での取り回し性、離着岸性の向上。
2. 高馬力エンジンによる高速化への対応。(高速域での乗り心地の向上)
3. フライングブリッジでの操船に合わせた素直な旋回性能。

などを向上させるため、さらに進化させています。

高剛性ハル


LUXAIRではヤマハ独自のY.P.D.S.※1による各種性能シミュレーション技術に加え、最新の構造解析技術により従来よりも強度部材の高さを低く抑え空間を広く取れるような構造を開発しました。
また、速力が増すと航走時に船体にかかる荷重は飛躍的に増加していきますが、LUXAIRでは構造解析および実艇による航走耐久テストにより従来よりも空間効率を上げながら十分な構造強度を持たせることに成功しています。

※1 Y.P.D.S = Yamaha boat Performance Development System

LUXAIRは従来同クラス艇(FB無し)よりも安定性が向上しています。 *2

25フィートというミドルサイズのフライングブリッジクルーザーでは、そのウイークポイントとして重心位置の高さとそれに伴う安定性の悪化が指摘されます。
LUXAIRでは、フライングブリッジクルーザーの魅力である高い位置からの見晴らしの良さはそのままに、高い横安定性と快適な明るいキャビン空間についても両立できないかと考え、キャビンフロアの低床化に取り組みました。

一般的にフロアを低くするとボートにとって、重要な船の強度を支える構造部材のレイアウトが難しくなりますが、LUXAIRでは長年培ってきた構造解析技術や、艇体運動シミュレーションにより、従来同クラス艇よりもキャビンフロア高さを170mm*2下げることが可能となりました。
キャビンフロアの低床化により、最大1870mm*2の十分な天井高さを確保しながら全体のレイアウトを低く抑えることが可能となり、フライングブリッジでの操船でも不安を感じない抜群の安定性と、広く明るいキャビン空間を両立させることに成功しました。
*2 当社調べ

限られたサイズの中で、限界までスペースを作り出すこと。これもLUXAIRの開発コンセプトの一つです。

搭載エンジンの大型化が進み、モーターウエル寸法は大きくなり続けていますが、LUXAIRではデッキスペースを出来るだけ広げるために可倒式のトランサムボードを採用しました。通常航走時には充分なモーターウエルスペースを確保し、エンジンをチルトアップする際には、トランサムボードが倒れることでチルトアップスペースを作り出せる機構としています。
この方式によりトランサムボードをスターン側にレイアウトすることが可能になり、従来よりもスターンデッキスペースを100mm以上広げることに成功しています。
※誤ってトランサムボードを倒さずにエンジンをチルトアップした場合にも、ボードの固定方法がゴムバンド方式となっており、艇体やエンジンを傷めない様に工夫されています。

コマンドリンク

4ストローク船外機

低燃費、クリーンな排ガス、小型、軽量を実現したヤマハ4ストローク船外機、V型6気筒モデルF250D。4気筒モデルF150A・F115A。ヤマハ4ストローク技術が低振動、低騒音、経済性と優れた動力性能を高次元で実現しました。

豊富なエンジンバリエーション

LUXAIRではハイパワーと低燃費を両立するとともに、環境への配慮も行き届かせたヤマハ4ストローク船外機をチョイス。F250x1基掛けは力強い走りを、F150x2基掛けはトルクフルで自由な走りを、F115x2基掛けではバランスの取れた爽快な走りがお楽しみいただけます。また、300リットルの大容量燃料タンクを装備していますので、ロングクルージングでの給油回数を減らすことができ、1日の行動範囲はさらに広がります。

主要諸元 F250DET F150AET F115AET
トランサム高(mm) U770 X643 X643
質量(kg) U268 X220 X193
エンジン形式 V型6気筒 直列4気筒
総排気量(cm3) 4169 2670 1741
ボア×ストローク 96×96 94×96.2 79×88.8
圧縮比 10.3 9.0 9.7
最大出力(kW/rpm) 183.9/5500 110.3/5500 84.6/5500
最大出力(ps) 250 150 115
潤滑方式 Wet-sump
点火方式 TCI
ギア比 1.75(21/12) 2.0(28/14) 2.15(28/13)
故障診断システム(ダイアグノシス)

ECMにパソコンを接続し、パソコン画面でセンサーなどの故障箇所や故障の履歴が確認できます。

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