
ヤマハ発動機の電動バイクにおけるコンセプト “スマート・ミニマムコミューター”。
これは、都市部の短距離移動(半径5km程度)に適した性能と扱いやすさを備える“ゼロエミッション・エレクトリック コミューター”を表現したものです。
地球温暖化、都市の交通渋滞、過疎化など、様々な行政テーマがクローズアップされる昨今、次世代の都市づくりが各方面で模索されています。その中で、取り上げられているひとつの考え方が、都市機能の集中化(コンパクト化)と分散化。例えば学校・病院・商業施設などの都市機能は街の中心部に集中させ、一方、総合運動施設などを隣接都市で共用するなど、施設配置を適切に集中・分散させることで、環境問題を解決しながら経済効率を高めようという試案です。

交通インフラの視点でみると、移動距離の長短による交通手段の使い分けが顕著になると見込まれます。即ち移動距離が長い都市間、郊外から都市への移動には公共交通機関や自家用車(四輪車)を用い、短距離移動で目的地点も細分化される都市内では公共交通網と二輪車・自転車・歩行移動などを使い分ける。こういったインフラ整備が、将来の都市づくりの重要テーマであり、環境問題解決の糸口になるとされています。このような次世代の都市づくりの各方面での模索を背景に、将来更に多用化されると見込まれる“パーソナルコミューター”のひとつとして、都市交通の効率向上を目指して開発しているのがヤマハの電動バイクなのです。